老後、何をしたらいいか?年齢を考えると、なかなか勇気が出ません
こんにちは
今日の本はこちらです
宮島未奈 著 『成瀬は天下を取りにいく』
<ときめき江州音頭>
2024年本屋大賞1位
大人が読んでも楽しい1冊です
小さなチャレンジを積み重ねてみる。失敗しても落ち込まず、次を探そう!
<今日の言葉>
「やってみないとわからないことはあるからな」
(ときめき江州音頭)
成瀬はそれで構わないと思っている。たくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験は全て肥やしになる。
「60歳になる前に、趣味を見つけておきましょう」なんて聞くと、
大人になると、やりたいことを見つけるのはなかなか大変なんだなぁと思います
もう、ホント、体の衰えとか考えてしまうと、諦めてしまうことばかり(笑)
しかし、この成瀬は全然違います
中高生だからでしょ?
そうではなくて、本当に小さい挑戦でも、嬉々として取り組み、ものによっては、表彰されるほど極めてしまいます
有名なセリフ
『島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う』
閉店間近のデパート、西武大津店のセールの模様を放映するローカル番組に毎日映り込むというチャレンジ
徒歩五分とはいえ、毎日映り込むのは大変
映るための工夫や、撮影場所の予測を立てたり、一筋縄ではいきません
大人だったら、フンと鼻で笑っちゃうようなことだけど、
その時点で、達成感を得る経験を自ら放棄してたことに気付かされます
あ〜こういうところか
充実感を得られないのは・・
反省しなくっちゃ
バカみたいなことでも真剣に取り組んでみると、見えてくること、学ぶことの、なんと多いこと
成瀬は、一つひとつ積み上げて、とても魅力的な女性に成長していきます
そんな調子ですから、成瀬は、『200歳まで生きたい』と言います
チャレンジするには時間が必要ですものね
「あ〜どう時間を過ごしていいかわからない」なんて、彼女の辞書にはなさそうです
そのために健康管理も不可欠
チャレンジしたいから健康に気を付ける・・そんな風に毎日生きられたらいいですよね。
健康管理も楽しい!
歯磨きも筋力アップも
しかし、成瀬は言います
目標に届かなくてもがっかりしないこと
きっとどこかで活かせる時があるし、なくても思い出にはなります
若い成瀬からたくさんのことを学ばせてもらいました
さすが本屋大賞。大人が読んでも、かなり面白いです
さぁて、もう、暇〜なんて言わないぞ!
やり残したことの1つに
『高校数学』がありますが・・
本について
中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。
(新潮社公式サイトより)
「島崎、わたしは〜しようと思う」
この言葉が出ると、何始めるんだろうと
ワクワクします
半分の100歳でも
まだまだチャレンジできることは
たくさん!お互い小さいチャレンジ
重ねていきましょうね
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