ライフスタイル雑誌で作り上げられた理想の生活、作ろうとしてませんか?
著者 一田憲子 出版社 扶桑社
発行日 2019年4月25日
どんな本なの?
「何かをやめることは、私が私で生きるための人生後半の大掃除だった気がします」
“年を重ねると、世界はとらえようのないほど広くて、不確かなもの、とわかってきます。だったら、ものさしを「自分」に置くしかない……。
(扶桑社 公式サイトより 一部抜粋)
この本は、そうやって私が暮らしの中で、1つ、2つと「やめたこと」をまとめた一冊です。

やるのが当たり前だと思ってたけど、
別にやめても大丈夫だった34個のこと
ヒト・モノ・コトにまつわることから、自分の性格やメンタルに至るまで、
著者が今まで当たり前だと思って、手間暇かけたり、努力に努力を重ねたこと。
・やめたりもの
・8割型できてればOKにしたもの
そんな34個のことが、エッセイとしてまとめられています。

大人になると、
気力・体力も減ってきます
<Twitter感想>
若い時は、物をたくさん買って、試し、時に失敗するというインプットの時期。 その経験が、大人になった時、自分にとって本当に必要な物を判断する力になる。 子供の無駄遣い。ガミガミ言って悪かった!反省!
この本の中にある「やめたこと」たち。
若い頃のモノと見かけは同じでも、明らかに品質や品種、技術が改良を重ね、向上していることに気づかされます。
なのに、使う方は、結構、昔のまんまで使っている。

意識改革も必要です!
同世代の著者の経験談は、私自身、何を「やめるのか」を考えるきっかけになりました。
モノ・コト・ヒト・・やめるかどうかの岐路に立った時に、参考になる1冊です。
さて、この本の中で、驚いたのは、雑誌などで見るライフスタイルについて。
実は、日本中の家庭がどうやら画一化している様子。
よろしければ、お付き合いください。

雑誌で見た
ライフスタイル
どれぐらい取り入れてますか?
インテリアや収納法、どこの家も同じって怖くない?
取材でいろいろなお宅を訪ねると、大抵同じようなものを見かけます。有名作家さんの器、北欧の人気ブランドのブランケット、雑誌でよく紹介されている家具・・・。(中略)
(「誰かと一緒」をやめる)
そうか!そこに「自分の目が」ないと、どんなに素敵なインテリアでも、それは「コピー」にすぎないんだと、わかってきました。

最近は、シニアの本や雑誌
たくさん目にするようになりましたね
日本中、家の中は同じ?
私も、雑誌を見てた時、「あれ?どこの家もインテリアや収納、似てない?」と、思いました。
そして、自分の家も・・・似てる(笑)
つい、素敵な生き方をしている先輩方やご同輩を見ていると、憧れからマネしたくなります☺️
そうなると、需要が高まるのでしょう、インテリアも収納用品なども同じような物が売られるようになります。

日本中、玄関開けたら、
みんな同じような部屋だったりして!
世界中のミニマリストの家なんかもそうですよね。
この「コピー」という言葉に、薄寒い気持ちになりました・・・
大事なのは、自分にとってベストであること
著者は、
大事なのは、「ベスト」を知ったその後に、「だったら?」と自分ができることを考えること。
(手紙をやめる)
だと言います。
著者も収納に関して、収納の達人の真似をして、雑誌にあるような美しい収納法を試してみましたが、どうも性に合いません。
そこで、ボックスは並べるけど、細々と整理はしないと決めたところ、「ベター」なシステムが出来上がったそうです。

達人たちのように
できなくても、
落ち込まなくていいんですね

みんな違って、みんないい♪
ライフスタイルにも
取り入れたい発想です!
そうすることで、自分にとって居心地のいい、個性的な空間が出来上がるのではないでしょうか。

画一的な収納用品でも!
カリスマさんたちからみたら、「ベター」でも、自分に取っては「ベスト」
これからは、そんな気持ちで生活していけばいいのかな・・と、学んだ1冊となりました。

私のライフスタイル
私にちょうどいい
それで良し!
まとめ
・ライフスタイル、憧れて真似るのはいいけど、自分に合わないものは、潔くやめよう
・常にベストの状態を保っている人がいても、嫉妬せず、自分のベストを目指そう

⭐️こちらのサイトから、Amazonや楽天など、お好みのお店で購入できます
コメント