買い物も意味ある体験「シンプリスト生活」で学ぶ

Tommy

モノを持つことも捨てることも人生における貴重な体験という「シンプリスト」

本のデータ

著者 Tommy 出版社 クロスメディア・パブリッシング
発行日 2022年3月21日

どんな本なの?

著者のTommyさんは、1982年生まれ。
デザイナーとして、メーカーで働く傍ら、
YouTuberとして、暮らしをテーマに情報発信しています。

本書では、理想の暮らし方、理想の働き方を追求し続けてきた今の私が考える「日々を心地よく」生活するための、モノや時間、インテリアについての考え方から、それらを整える具体的な実践方法に至るまでライフとワークを横断しなが整理し、文章として表現しました。

(同上)
いずみくん
いずみくん

お気に入りのモノだけに

囲まれている生活。

誰もが目指すところです


ただ捨てることや持たないことが果たして良いことなのか?


著者は考えます。

そこで行きついたのが「シンプリスト

ミニマリストの考え方と比較しながら、著者の考え方の一部を紹介していきたいと思います。

ミニマリスト、シンプリスト  違いを考えてみよう

ミニマリストとは?

ミニマリストといった場合、所有物の量や数を焦点に当てて、いかに減らすかを第一命題としている人

(同上)

ミニマリストの本来の意味は、
『自分が何が必要か分かっていて、だいじなモノのために他のモノを減らす人』

しかし、いつの間にか、こう変化していきます。

ミニマリスト→モノが少ない→必要や便利を切り詰めてでも、モノを減らすことを優先する

こがねの
こがねの

ミニマリストにとって、

モノの数は少なければ少ない方が

カッコいいのだそうですよ


シンプリストとは?

自分にとってのモノゴトの優先順位を整理し、自分に正直でいることを重視して行動する人と考えられます。(中略)
モノであれ、仕事や人間関係のコトであれ、余分を捨てるのは、一番大事なモノゴトにフォーカスするための手段です。

(同上)
いずみくん
いずみくん

著者は、モノの数には関心がないそう。

椅子が好きなので、何脚も置いているそうです。

他人がムダだと言っても関係ない。

本人が必要ならそれでOK。

『心の豊かさ、心地よさ』が何より大事。

もちろんモノが少ない方がいいけど、「減らす」ことだけに心を砕かない。

つまり『モノこそ体験』

何も買わない、何も手放さない、つまり、挑戦も失敗もない人生って、何だか味気ないです。

(同上)

モノを手に入れるからこそ、一流のものがわかったり、自分に必要なモノがわかるというもの。

こがねの
こがねの

モノを買うことも

人生における、

大切な体験だと言います


また何かを買えば、古いモノを手放す、似合わなかったモノを手放す

いずみくん
いずみくん

手放すという後悔

貴重な体験なんですね

つまり、『シンプリスト』とは、

せっかく生まれてきたのだから、買うという体験もし、ワクワクした人生を送ろう

こがねの
こがねの

買い物も体験と言われると、

なんだか嬉しいです!

モノが少ないことと特別な人間であることはイコールではない

「モノがないこと=自分が特別な人間であること」のアピールに使いたいのであれば考え直したほうがよいかもしれません。
こうなると、単純に刺激に依存してしまい、捨てること自体が目的となってしまった「捨てたい病」にかかっている状態と言えるからです。

(同上)
いずみくん
いずみくん

痛烈ですね!

この文章を読んで、目が醒める思いです

全部いらないモノに見えてくるのも病ですって



自分というものを「モノが少ないこと」で表現することは、悪いことではありません。

でも、特別な人間か?と言うと、疑問です。

モノの有無が、人間性の上下に大きく関わるとは思えません。

それでも、やはり、捨てすぎる時は、一度冷静になりましょう。

何で、そんなに捨てたいのか?


買うこと、消費すること、捨てること・・全て自分と家族の基準で。


そしてそれらも人生における大切な体験であること。

いずみくん
いずみくん

シンプリストという

生き方、いいですね


この本で学んだこと <まとめ>

・モノを捨てることに情熱を燃やしすぎない。それも依存の一種

・『買う』『消費する』『捨てる』ことも、人生における大事な体験。楽しもう!

⭐️こちらのサイトより、購入可能です

シンプリスト生活 | 書籍 | 株式会社クロスメディア・パブリッシング
時代はミニマルからシンプルへと人々の関心は高まっている。 モ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました