人生最後に食べたいもの。カレーライス?
公開日 2022年11月10日
更新日 2023年12月12日
食べたいと思えることは、まだまだお役目があることを教えてくれている
こんにちは
ようこそいらっしゃいました
今日の本はこちらです
甲斐みのり著 たべるたのしみ
皆さんは、食べること好きですか?
は〜い!美味しいもの、食べるの大好きです。
でも、たまにそれほど興味がないという人がいて、びっくりします。
他にもっと心揺さぶられるものがあるのでしょうね。
私にもそんなものがあれば、
今頃、スリムよねぇ(笑)
でも、なんでこんなに食べたくなるんでしょう?
著者はこう言います。
私にとって食べることは、生きることだ。最後までしっかり意思をもって食べるんだという<人生最後の食>への思いは、生きることへの執着でもあり、誰にでも必ず訪れる終わりのときの享受でもあろう。
(はじめに)
つまり生きている証だということ。
最近、人生の最後に立ち会う機会を得ました。
その時、最後が近いことを覚悟するきっかけとなったのが、食事がとれなくなったこと。
「死ぬ前に食べたいものは?」の問いに
「カレーライス!」
なんて答えられるってね、まだ死が遠い存在なんだなぁと知りました。
白いご飯と味噌汁も(笑)
ホント、こう答えられることだけでも、もう生命力に溢れている!
あれが食べたい、これが食べたいと思えること自体が、幸せなこと
ま、健康診断の結果が気になる中高年やシニア・・・ですが、
食を楽しめること。これこそ生かされている証拠
多少は気をつけながら・・でも、
食べたい気持ちはステキなことなのね
興味がないなんてもったいない!
食欲は、まだまだ世の中で、自分がやることがあることを教えてくれている
と、改めて気付かされました。
いつかは、最後もう何も食べたくないと役目を終えるその日が来ます。
あれが食べたかったなぁと後悔しないよう、1食、1食を大切に生きていきたいと思わせてくれた1冊です。
本について
“私にとって食べることは、生きることだ”
永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語
文筆家・甲斐みのりが、これまでに書籍・雑誌・新聞等に寄稿した食にまつわる膨大な随筆から54篇を厳選し、大幅加筆して再構成した待望の随筆集です。誰もの心の奥にある、いつのかの日の食の記憶を思い出し、懐かしい人や風景が鮮明に呼び起こされます。「たべるたのしみ」が存分に味わえる、あたたかく美味しい随筆集です。
(mille books 公式サイトより一部抜粋)
お土産の話
面白いです
アラカン世代には、時代的に
かなり楽しめるんじゃないかしら?
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