SNS見ると誹謗中傷したくなる気持ちどうすればいい?
公開日 2022年8月26日
更新日 2023年5月19日
どんな本なの?
元超エリートのイケメン、今はドラァグ・クイーンのシャールが夜だけひらくカフェ「マカン・マラン」。今回のお客様は、匿名のクレームを繰り返すアラサーOL、美味しさがわらかなくなってしまった若手料理人など。彼らにシャールが用意した《きまぐれ》料理とは――?
(Amazon 本の紹介より)
圧倒的人気のお仕事&お料理小説、リクエストにおこたえして第三弾が登場です!
夜食カフェのオーナー、シャールさん。
実に体に優しい、美味しい夜食は、食べた人の運命を変えるとも。
何やら過酷な人生を送ってきたようで、彼女(彼)を慕ってやってくる人たちは後を立ちません。
シャールさんの
言葉に思わず引き込まれます
癒されたい夜の読書におすすめしたい1冊です。
さて、今日は、『第一話 妬みの苺のシロップ』より、ネットの誹謗中傷をする人について考えてみたいと思います。
そういえば、もうすぐ梅仕事の季節ですね。
SNSの他人の幸せが気になったら、1度、ネットから離れよう
「すぐに食べる必要のない保存食づくりは、夜中の憂さ晴らしには最適よ。恨み、妬み、つらみ、そねみ、ひがみ・・・。全部、旬の野菜や果物と一緒に、お鍋でぐつぐつ煮込んだり、瓶に封じ込めたり、樽に漬け込んだり、砂糖漬けにしたりしてしまうの」
(第一話 妬みの苺のシロップ)
この話の主人公の綾さんは、カスタマーセンターでオペレーターのバイトをしています。
しかし、一方で「謎の辛口ブロガー」の称号を受けるディスりの女王。
あらゆるものに毒を吐き続けます。
だって、私は不幸だもの。
(同上)
弱い者苛めをしてるわけじゃない。私は、幸せそうな人をディスってるだけだものー。
SNSやブログを書いていれば、こんな経験ありますよね?
意味不明な不快なコメント。
最初の頃は、
凹みました
否定的なことを書く人って、
どこか満たされない
ところがあるのかしらね?
書かれた方は辛いですよね。
場合によっては、死活問題にもなります。
本当は、ディスりたくなるような幸せな人って、
『その裏で血の滲むような努力をしている』んですけどね。
そうは言っても、誰でも結果が出ないときは、悔しいもの。
そういう時こそ、保存食を作ることに集中してみる・・とは、冒頭の言葉です。
保存食ってところがミソよね。
熟成させるといい味になります
怒りに任せて作った料理の味は
今ひとつ。だから、すぐ食べるもの
じゃないんですね。
「青梅みたいに毒のあるものでも、漬け込むことで、ちゃんと食べられるようになるのよ。人の毒も同じことよ」
(同上)
なんだか、それを食べるのも
怖い気がしますが・・・
いやいや、まろやかになるのよ
食も人も(笑)
時間をかけるとね。
何より、美味しいものを食べれば、心が安定してきます!
ネットで誰かの幸せが辛くなったら、ネットから離れて保存食作りしてみる。
旬の食材を手にするだけでも癒されます。
もちろん、ネット以外のことならなんでもOKかと。
良いこと教わりました。
やはり、批評するなら、愛を持って。
面と向かって言えることをネット上でも書き込みたいものです。
自分と意見が合わない時は
スルーすることも必要かもね
さて、この『ディスりの女王様』。
保存食とどう向き合っていったのでしょう。
続きはぜひ、本で。
まとめ
・その書き込んだ否定的な意見(悪口)、面と向かって言えるか?ボタンを押す前に考えてみる
・誰でも心に毒を持っている。時間をかけてまろやかにしていこう
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