「弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門 知っトク介護」 安藤なつ 太田差惠子 

暮らしと健康のこと

メープル超合金 安藤なつさんと学ぶ 介護のお金と心構え

知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門 [ 安藤 なつ(メイプル超合金) ]

価格:1,650円
(2022/9/13 16:37時点)
感想(2件)

どんな本なの?

メイプル超合金で介護士の安藤なつさんと
介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんの会話形式で綴られています。

介護の基本、お金のこと、介護サービス、
介護施設のこと等、図や表をたくさん使って、わかりやすく書かれています。

あらかじめ介護に必要な知識を備えておく
だけでもずいぶん違うそうです。
介護について考えるきっかけになればと
書かれた本です。

介護頑張れというメッセージ性がないので、気楽に読み進められると思います。

この本で「おー」と思った3つの言葉

  1. 介護は身体介護だけではない。身体介護はプロに任せて、できることを・・
  2. 通いの介護。交通費だけで新車一台分?
  3. 親の介護終わって気づけば、私は後期高齢者

1.介護は身体介護だけではない。身体介護はプロに任せて、できることを・・

大人の介護は、プロでも難しいということを痛感しました。(中略)
プロの手を借りながら一定の距離を保つことも、介護を続けていくひとつの秘訣なのではないかと感じています。

(同上)

安藤なつさんは介護士です。
それでも難しいというのですから、
私が介護をしたら・・押して知るべしです。

みんな誰でもしてきたことだから・・
この言葉にできるものだと思っていましたが、そうではなさそうです。

素人の介護は、する方もされる
精神的に疲弊するとか。

だからこそ、身体的介護はプロに任せて、家族は別のサポートをした方がいいと実感しました。

(同上)

書類を準備したり、お金を用意したり、
介護には、他にもやることがてんこ盛り。

堂々と身体介護、プロに任せようと思います。

2.通いの介護。交通費だけで新車一台分?

子ども50歳、親75歳。
人生100年時代だと仮定した時

週1日通い介護
25年間の交通費の話です。

交通費だって片道1000円なら往復2000円。1年で約10万円。25年で250万円ですよ。(中略)
子どもだって、100歳まで生きるんです。子どもが老後破綻になることだってなくはないです。

(同上)

びっくりしませんか?
私は驚いてしまいました。
実際は、交通費だけではありません。

自分の家族の食事のお惣菜とか
息抜きのお茶とか

自分にかかるお金も相当です。

だからこそ、
親の介護は親のお金で
プロのサービスを使い倒そう

本の中で言っています。

交通費は、お得なサービスもあるようです。本、読んでみてくださいね。

3.親の介護終わって気づけば、私は後期高齢者

親も子どもも105歳まで生きる可能性があります。いつ終わるかわからない介護を息切れせずに、続けられるように、環境を整えてあげることが「マネジメント」の考え方です。
(中略)
マネジメントの手始めとしては、親は、何ができて何ができないのかを確認します。親ができないことを自分がサポートできないなら、手を出さずに代役=サービスや制度を探すようにしましょう。

(同上)

『親も子どもも105歳まで生きる
可能性があります。』の言葉は、
何度も出てきます。

この感覚を常に忘れないように
しないといけないのでしょうね。

先ほどの子ども50歳を考えても、
25年後には、自分も後期高齢者に
なっている・・

親の介護が終わった途端、自分が
次の世代のお世話になるのかと思うと、

介護だけで終わる人生は嫌だなぁ
と思います。
親を恨んじゃいそうです。

そうならないためにも、介護サービス
しっかり学んでおきたいと思います。

そして、同時に次世代に負担をかけないよう、準備も怠りなく

最後にこの本で学んだこと(まとめ)

・プロでも大変な介護。素人にはできないのが当たり前。できない自分に落ち込まない。その分、知識を増やして、サービスを取り入れよう

・親の介護は親のお金で。それは、つまり私の介護は私のお金で。金銭の負担は想像よりかなり多い。

・親の介護が終わると、すでに自分は後期高齢者に。手を借りながら、自分時間の充実を図ろう。

ではまたね!

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