メープル超合金 安藤なつさんから学ぼう 介護のお金と心構え
著者 安藤なつ 太田差惠子 出版社 KADOKAWA
発行日 2022年2月25日
どんな本なの?
メイプル超合金で介護士の安藤なつさんと
介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんの会話形式で綴られています。
介護の基本、お金のこと、介護サービス、介護施設のこと等・・
図や表をたくさん使って、わかりやすく書かれています。
『あらかじめ介護に必要な知識を備えておく』だけでもずいぶん違うそうです。
介護について考えるきっかけになればとの願いをこめて書かれた本。
ぜひ、一度手に取ってみてくださいね。

介護、がんばれ!
と言うメッセージ性がないので
気楽に読み進められると思います
介護で後悔しないために、自分の生活を大切にするために、知っておきたいことばかりです。
私が考えさせられた、介護にまつわること3点。今日はお話ししようと思います。
親の介護が終わったら、自分の介護が待っていた・・と、ならないようにするには?
介護は身体介護だけではない。身体介護はプロに任せて、できることを・・
大人の介護は、プロでも難しいということを痛感しました。(中略)
(同上)
プロの手を借りながら一定の距離を保つことも、介護を続けていくひとつの秘訣なのではないかと感じています。
安藤なつさんは介護士です。
それでも、大人の介護は、難しいと言います。

素人の私じゃ・・
もう目に見えてますね!

『みんな誰でもして来たことだから』
私にもできると言うわけではなさそうです。
素人の介護は、する方もされる方も、精神的に疲弊する

あら、それは困ったわね
だからこそ、身体的介護はプロに任せて、家族は別のサポートをした方がいいと実感しました。
(同上)
書類を準備したり、お金を用意したり、介護には、他にもやることがてんこ盛りだそうです。
堂々と身体介護は、プロに任せ、事務など、家族ではないとできないことに集中して取り組む

書類の準備も難しかったら、
係の人に教えてもらいましょう!
通いの介護。交通費だけで新車一台分?
子ども50歳、親75歳。
人生100年時代だと仮定した時
週1日の通い介護が25年間続いた時の交通費はいくらかかるのでしょう?
交通費だって片道1000円なら往復2000円。1年で約10万円。25年で250万円ですよ。(中略)
(同上)
子どもだって、100歳まで生きるんです。子どもが老後破綻になることだってなくはないです。

交通費だけで、250万円!
飛行機利用なら・・・😱
実際は、交通費だけではありません。
介護費がかかります。

他にも自分の家族の食事やお惣菜
息抜きのコーヒータイムや・・
自分にかかるお金も相当です!
親の介護は親のお金で、プロのサービスを使い倒そう!
あまり、持ち出しや立替をせずに乗り切れたら、いいですね。

交通費は、お得なサービスも
あるようです。
本を開いてみてください
親の介護終わって気づけば、私は後期高齢者
親も子どもも105歳まで生きる可能性があります。いつ終わるかわからない介護を息切れせずに、続けられるように、環境を整えてあげることが「マネジメント」の考え方です。
(同上)
(中略)
マネジメントの手始めとしては、親は、何ができて何ができないのかを確認します。親ができないことを自分がサポートできないなら、手を出さずに代役=サービスや制度を探すようにしましょう。

今の時代、誰もが
『105歳まで生きる可能性』
があるんですって😱

元気ならいいんだけど・・
50歳の子どもも、25年後、介護を終えた頃には、自分も後期高齢者になっている
親の介護が終わった途端、自分が次の世代のお世話になるのかと思うと、
介護だけで終わる人生は嫌だなぁと思います。
そうならないためにも、介護サービス、しっかり学んでおきたいと思います。

次世代に負担をかけないよう、
準備も怠りなく致しましょう!
まとめ
・プロでも大変な介護。素人にはできないのが当たり前。できない自分に落ち込まない。その分、知識を増やして、サービスを取り入れよう
・親の介護は親のお金で。それは、つまり私の介護は私のお金で。金銭の負担は想像よりかなり多い。
・親の介護が終わると、すでに自分は後期高齢者に。手を借りながら、自分時間の充実を図ろう。
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