SNSで評価されないことで感じる「孤独感」どう向き合う?
公開日 2022年9月23日
更新日 2023年6月2日
どんな本なの?
いま、現代人の「孤独」が大きな問題だと言われている。たしかに人間関係が希薄化するなか、孤独感を強く抱いて不安な日々を過ごしている人も少なくない。
しかし本来、孤独とは、人が自らを成長させるために必要な時間である。偉大な業績を打ち立てた先人たちは、例外なく膨大な「孤独時間」を通じて、事を為している。
だからむしろいま必要なのは、ひとりで行動することをポジティブにとらえること。自らの意思で孤独を貫き「単独者」として生きることだ。
(PHP研究所 公式サイトより一部抜粋)
コロナ禍で家で一人で過ごすことが多くなり、「孤独感」を膨れ上がらせてしまった人がいるんじゃないかと危惧した著者。
そんな方へ向けて、「孤独」への対処法のヒントを先人の知恵=読書から学ぼうという本です。
教養の力で、孤独感を振り払い、さらにはこの「贅沢な孤独時間」を自ら成長させる機会として欲しいのです。
(孤独感は「教養の力」「知性の力」で払拭せよ!)
解決本もたくさん
紹介されてます
では、この本における『孤独の定義』とは、何でしょう?
「孤独」とはひとりきりの状態。
(「孤独」と「孤独感」は違う)
「孤独感」とはひとりのときの気分。
友達がいても
何だかひとりぼっちで
淋しい気分ってあります
・LINEの既読スルー
・発言を無視された
・自分だけ誘われなかった
など、ふとした瞬間に覚える『孤独感』
誰でも覚えがあると思います。
この『孤独感』こそ、本書のテーマです。
仲間はずれ、ショックですよね。
でも、実は誰にでもあることだと
著者は言っています
誰もが「孤独」を感じていると思うと
なんか、ホッとしますよね
もちろん、全てが悪意のあるものではなく、真相を聞いたら「な〜んだ」と思うこともたくさんあると言います。
本には、そういった状況に陥った時、深く傷つかないための「スルーする技術」も紹介されています。
厄介な人間関係、本を読んで解決するもよし、スルーする技術を使って解決するもよし。
おすすめの1冊です。
その中で、今日は、
『第2章 親友はいらない』の『自己肯定感は自分ひとりでも高められる』より、SNSにおける承認欲求で感じる「孤独感」について考えてみたいと思います。
せっかくLINE送ったのに
既読スルーってどうよ!
って、頭にきたことありませんか?
SNSは、誠意を持った発信をした時点で、もう十分「いいね!」
「他者承認」は承認の主導権が他者にあるので、どうしても自分でコントロールすることはできません。できるのは「いいね!」がもらえるように、発信し続けることだけ。うまくいかないと、大変なストレスになります。
その点、「自己承認」なら、承認の主導権は自分自身にあります。「私は私を承認する、以上!」
(自己肯定感は自分ひとりでも高められる)
これでいいではありませんか。
いいね!がもらえないと
嫌われているようで
凹みます
・いいね!を増やしたかったから
・フォロワーがたくさん、欲しかったから
危険な迷惑行為をする人をニュースなどで目にします。
著者も「いいね!」や「フォロワー」が購入できると学生から聞き、驚いたそうです。
確かに反応があると
嬉しいですよね
でも、読んでもらえなかったり、フォローしてもらえなかったからといって、ダメ人間なのでしょうか?
読んでもらっても、
もらわなくても
人としての本質は何も変わってません
誠意を持った発信をしているのなら、それでもう十分、素晴らしい言動。 いいね!
スルーされるのは、もしかしたら、素晴らしすぎて、嫉妬されてるのかもしれないしね(笑)
自分に「いいね!」を押す工夫として、著者は、
私は手帳によくニコニコマークを書きこんでいます。少しでもいいところがあれば、その日はニコニコマークとすれば自己承認しやすくなります。
(同上)
いいですね。僕も真似します。
挑戦したことに意義がある!
SNSもブログも発信したことが意義がある
LINEは、連絡を自分から連絡をとったことに意義がある
あとは、他人の範疇なので、知ったことはない・・・
と、思えるまでのメンタルになるまでには相当時間がかかりそうですけどねぇ。
私もとにかく誠意ある発信に心を配ろうと思います。
そんなことを学んだ1冊でした。
自画自賛は自分の頑張りに対して。
高みを目指すことも忘れないで!
まとめ
・孤独を感じても、思い込みかもしれない。本を読んだり、何かに没頭することでスルーしよう。
・SNSは、発信した時点で挑戦した証。いずれ、結果はついてくる(かも)
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