標野凪「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」を読んで、居場所について考えた

標野凪

私の居場所がありません

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

標野 凪 著 
今宵も喫茶ドードーのキッチンで
<第三話 自分をいたわる焼きマシュマロ>より

いずみくん
いずみくん

なんでSNSって
書きたくなるんだろう

SNSやブログも立派な居場所 使い方次第で逃げ場になる

<今日のことば>

いくつもの貯蔵庫・・。それは自分の中に多様性を作ることに似ている。ひとつの役割だけにこだわらず、いくつもの自分がいればなんとかなる。小夜子が好みのものを集めてSNSにアップしていたこと、それも歩き続けるためのひとつの方法だったのだ。

第三話 自分をいたわる焼きマシュマロ)


秘密基地のような場所があったらいいのにな

と、思うことありませんか?

自宅にそんな場所があったら嬉しいですが、家族がいれば、なかなかです。

リアルな場所は
難しいですね

それなら

自分の心の中にいくつもの逃げ場を作ってしまえばいいじゃん

・・なんて発想、この本を読むまでありませんでした



その1つの逃げ場としてSNSの存在があると言います

SNSって心が疲弊する場所として、やめようとまで言われる存在なのに・・

ホント、使い方次第で
随分変わるものですね

確かに無料ブログなどで、たくさん広告を載せられるのが嫌と言う人がいます

自分のお部屋に勝手にポスター貼られた状態と考えたら

・・嫌ですよね

それも、自分の美学に合わないヤツ(笑)

ということは、ブログやSNSも居場所として既に捉えている人がいる

ならば、「私の居場所がない」ってことは、ないですよねぇ?

良い時代になりました

さて、私も一時期、『X』をしていました

読書好きの方たちから新刊等の情報や感想が得られ、楽しかったです

私の日常とは
また違った世界でした

結局、それほどフォロワーが増えるわけでもなく、書くのが億劫になって、辞めてしまいました

すでに居場所
1つなくしてた・・
考えるともったいない

でも、ネットの中に居場所、たくさん作ってしまっても、きっと手に負えなかったと思います、私

居場所は必要だけど、そう、たくさんいらないということにも気付かされます

じゃあ、現実社会でも何かに属するのも、ほどほどに・・かしら?

居場所を作るのも顔を出せる範囲で・

現実でもネットでも欲張らず渡り歩きたいと思います

私の居場所は、このブログ
これからもどうぞよろしく

本について

本のデータ

著者 標野凪  
出版社 双葉社
発売日 2022年5月12日  

住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。

(双葉社HPより)
<br>

ちゃんとたどり着けるのは、
疲れた時だけ・・

このフレーズだけで、
もうワクワクします

この本に辿り着いた人
同じかもよ(笑)

双葉社
双葉社は「週刊大衆」、「漫画アクション」などの定期刊行物、コ...
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