標野凪「本のない絵本屋クッタラ おいしいスープ置いてます。」で考えたこと

標野凪

人生を楽しいものにしたいのなら、見方を変えよう

こがねの
こがねの

こんにちは 
今日の本はこちらです

今日の本

標野 凪  本のない絵本屋クッタラ おいしいスープ置いてます。

いずみくん
いずみくん

題名からして不思議です
本のない絵本屋?
本屋でスープ?

絵本は今の気持ちに気づかせてくれるアイテム

みなさんは、絵本読みますか?

 自分が子どもだった頃

 我が子が小さい頃

熱心に読んだのですが、

その時期を超えてしまうと、なかなか手に取ることがなくなってしまいますよね?

わかるなぁ
読む本がたくさんすぎて
絵本までは・・

しかし、本のブログを書くようになり、再び読むようになると実に面白いのです

最近は最初から大人を意識した作品も増えましたしね。

絵本売り場に
大人、増えましたね

一方、何回読んだかわからない、ずっと前に発表された作品も、

年齢を重ねるからこそわかる心の機微のようなものがわかる瞬間があります。

いくつになっても
新たな発見は嬉しいですよね

さて、この本によると

絵本は限られた絵と文章だから、同じように読んでいても、解釈は人それぞれ

みんなに感想を

聞いてみたら、面白いかも

「絵本って知れば知るほど深くて面白いんです。単純なように見えて、読む人はタイミングで何通りもの解釈ができたりもするし、発見も多いんです。」

(ありがとさんのスープ)

それだけ何通りの解釈があると言うことは、

登場人物の誰に肩入れするかでも見方が変わるってこと。

人の数だけ、ハッピーエンドもバッドエンドもありそうですね(笑)

あ、同じ人でも、心の状態で読み方が違ってくるのかな?

何回も読んでしまうのもわかる気がします。

どうせなら

ハッピーな見方が
できたらいいですよね

人生も楽しいよ!
きっと

また、こうも語っています

見方を変えれば人生ってどんどん広がっていくのだ、と絵本が教えてくれるのだ

(同上)

ついつい物事を悪く見てしまう時があります。

そんな時こそ、絵本を開いて心の中をのぞいてみたくなりませんか?

どうやら絵本に限らず、

本もその人がその時に必要とするものがやってくるようですよ

今の気持ちは、
その絵や物語が
語っているのかな?

ドキドキします

そう考えると、
注意深く読んでいきたいですね

本について

本のデータ

著 者 標野凪
出版社 ポプラ社
発行日 2023年2月5日

札幌にあるインクブルーの三角屋根が目印の、木造二階建て――そこが『本のない、絵本屋クッタラ』だ。看板には『おいしいスープ、置いてます。』と書いてあり、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りするカフェでもある。メニューはスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、仕事に忙殺されていたり、自分の今の立ち位置に迷った客たちが今日もふらりとやってくる。彼らの話に奏は静かに耳を傾けると、「御本が揃いましたらご連絡いたします」と告げる。そうして客はもう一度、店を訪れるのだ。奏のセレクトする絵本は時に意外で、時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっている……。そんな奏がこの店を開いた理由とは――? 季節のスープと登場する絵本に心が躍る、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」の標野凪が贈る、ほっとひと息つける連作短編集。

(ポプラ社公式サイトより)

札幌の四季も感じられる作品です。
もし、登場人物と同じ悩みなら、

紹介された絵本を開いてみては?

一緒に店を運営している

相棒さんの存在あってのクッタラ

スープも美味しそうです

ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの1冊です

([し]11−1)本のない、絵本屋クッタラ
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