家にこもっているのは寂しい人? 絵本「ぞうはどこへいった?」で学ぶ

平成の絵本

一人だから寂しいに違いないは、思い込み まずは偏見をなくして老後を豊かに

本のデータ 

作者 五味太郎  出版社 偕成社
発行日 2012年2月 5歳から

どんな絵本なの?

アフリカかどこかの草原に、ぞうがいます。ぞうのうしろから、あやしげな、黒塗りの車とトラックがやってきました。あ、なんだかいやな予感……。

(偕成社 公式サイトより)
いずみくん
いずみくん

この絵本、大人になればなるほど
共感できそうな作品です

ぞうは、草原で箱に入れられ、港からどこか見知らぬ国へと運ばれてしまいます。

こがねの
こがねの

想像しただけでも恐ろしいですよね

なんだか困ったことになったぞ
なんだか厳しいことになったぞ
なんだか辛いことになったぞ

(本文 漢字表記してます)

箱の中のぞうのこと、みんなが心配してます。

いずみくん
いずみくん

きっと心細いに決まってる!
なんとかしてあげなくっちゃ

ぞうのお話ですが、何かに似てませんか?

こがねの
こがねの

あの人、ひとり暮らしだから
寂しいよねという思い込み

さて、実際、ぞうはどうだったのでしょう?

みてみましょう!

置かれた環境でできることを楽しめる人が結局強い

「はいはい、僕が箱の中で 悲しくなって 怖くなって 辛くって 泣いたりしていたと 皆さん 思ったでしょ」

(本文 漢字表記してます) 

「あの人さ、一人暮らしの上に、友達いなさそうだから、孤独だよね」

なんて、聞いたこと、思ったことありませんか?

こがねの
こがねの

老後の不安も自分の思い込みから
きているのかもしれません。

でも、1人はホントに寂しいのでしょうか?

ぞうはこう言ってます。

でも それは 違うんだな・・
実は 僕 箱の中って 好きなのさ だから 
歌をうたったり
本を読んだり
絵を描いたり
インターネットしたり
もちろんぐっすり寝たり
たまにヨガやったり
とっても楽しく 過ごしていたのさ

(本文 漢字表記してます)
いずみくん
いずみくん

なんだか充実してます(笑)

今やインターネットがあるので、いろんなことも学べるし、交流だってできます。

本を読めば、見知らぬ時代や国へと旅することができます。

家の中にいても、社会と十分繋がれる世の中です

こがねの
こがねの

孤独で寂しい人生ではありません

でも、まだまだ、家に1人でいたら、『寂しい人』というレッテル貼られてしまうんでしょうね。

本人は、十分楽しくても・・・

人はリアルに面と向かってが信条の方には、理解し難いかもしれません。

しかし、実際は、1人で遊ぶのが大好きな人もいるのです

こがねの
こがねの

私もそうです

お誘いするのは、いいけれど、「一人でいるのは良くないから」という思い込みで行動は移さない。

本人が楽しそうにしているのなら、そっと見守るのも友情ではないかなとこの絵本から学びました。

そして、一人でいるのは良くないからと、無理に焦らなくてもいい

ぞうさんのように自分の好きな世界、極めていくのもアリですね。

こがねの
こがねの

いずれ一人になることを必要以上に
怖がらなくていいんですね。

さて、箱の中が楽しかったというぞうさん。

どうしたでしょうか?

こがねの
こがねの

お互い、お家の中でできる趣味
増やしましょう!

まとめ

家にこもっているから孤独は決めつけ

人それぞれ豊かな時間を送っているかもしれない。

でも、もし家から出たくても出られない人がいたら、手を貸そう

ぞうはどこへいった? | 偕成社 | 児童書出版社
アフリカかどこかの草原に、ぞうがいます。ぞうのうしろから、あ...

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