好きな人が読んでいる本を読んでみるのは、大人だって楽しい
著者 原田ひ香 出版社 角川春樹事務所
発行日 2023年9月18日(文庫本)
どんな本なの?
かけがえのない人生と愛しい物語が出会う! 神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ。
(角川春樹事務所 公式サイトより一部抜粋)
美希喜は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。
そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。
大叔父の妹・珊瑚さんが上京して、そのお店を継ぐことに。
滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。
カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。

本好きで、神保町に行ったことある方なら、美味しい食が思い浮かぶかもしれません
原田ひ香さんの神保町の古書店で繰り広げられる、心温まるお話です。
本のお話、神保町の美味しいものの数々が登場します。
読後、神保町へ行きたくなってしまうのは、間違いなしです。

ボンディのカレーも
共栄堂のカレーも
美味しいのよね

大丸やきが出てこなくて
残念でした

あれ、美味しいよね
多分、続編あれば出てくるわよ
きっと(笑)
続編を思わせる展開。
ぜひ、お出かけして、次に出てくる美味しい食を予想してみては?
さて、今日は、そんな中から、本の見つけ方を考えてみたいと思います

若い頃、大好きな人が読んでる本
気になりませんでしたか?
なんかドキドキする❤️
どんな本を読んでいるか知れば、その人の内面がわかる

皆さんは、本、どのように選びますか?
私は、本好きの方のブログやYouTube、X(元Twitter)を参考にしています。
少し年配の方だと、新聞記事や広告を切り抜いて書店へ行く方もいらっしゃいますね。

書店で目が合ったもの!
でも、こんな本との出会いはいかがですか?
ただ、彼が借りていた本や蔵書と、同じ本を借りて読んだ。
(第三話 『十七歳の地図』橋口譲二著と揚げたてピロシキ)

わ〜すてき!
学校の図書館の
貸し出しカード思い出しますね
主人公の珊瑚さんが北海道で介護ヘルパーをしていたのは、心に秘めた男性、東山さんの奥様。
その東山さんに頼まれて借りた図書館の本や本棚の本と同じものを、珊瑚さんもこっそり図書館で借りて読みます。

なんだかいいなぁ
相手の気持ちを理解できそうですよね

知りたいという一心でね。
そんな読書もなんだかドキドキする
さて、2人はどうなったか?
続きは、ぜひ本で、ということで・・(笑)
「どんな本を紹介してくれたかで、その人がわかる」
と、言ったのは、私の友人ですが、確かにその通り!
どんな本を今読んでいるか聞くだけで、今どんな状況に置かれているかもなんとなくわかります(笑)

紹介する時は、
わざとハートウォーミング系!
相手のことを知りたいと思った時は、最近読んで、面白かった本を紹介してもらって読むのも良いかもしれません。
「え〜別に知りたいと思う人なんて、もういないよ!」とおっしゃる方。

おやまぁ!
そんな方にオススメするのが、読書家を豪語する方の本。
著書を1冊読むだけで、たくさんの本とその引用文との出会いがあります。

これだけ読んでも
相当数の知識が増えます

コスパいいですね!
外国語の本や古典も
わかりやすくなってますよね
私なんぞは、読んだ気になってしまいますが、ぜひ、皆さんは、実際にお手に取ってみてはいかがでしょう。

ビビビ!と誰かのおすすめとの
合わせ技で、
良い本が見つけられそうですね

好きな人・・
ま、家族の本棚から
借りてみるのもオススメです
まとめ
相手のことを理解したかったら、本をお勧めしてもらうのも一つの手
読書家の心身を一度通った本は、何倍もの付加価値が。その中から自分好みを探そう
コメント