公開日 2023年10月20日
更新日 2023年12月23日
自分の当たり前は、他人にとっての当たり前ではないことに気付こう
得意分野は違うから、得意な人で分担するか親切丁寧に教えるか臨機応変で対応を
こんにちは
今日の本はこちらです
原田ひ香 著 口福のレシピ
祖母・母の経営する品川料理学校
孫の留希子さんが発表したレシピが
波乱を巻き起こします
自分ができることは、他人もできると思い込んでいることが悲劇の始まり
自分では、当たり前にいつもしていることが、実は他人には難しいことだった・・
と、気付かされた経験ありませんか?
例えば、家事とか仕事とか・・
相手がこともな気に
パッパッとしちゃうのも
驚きますよね。
留希子がいう「簡単料理」が、ルームシェアしている風花にとっては、ハードルが高いと指摘されてしまいます。
あなたの『普通』は他の人とは違う。やっぱり、才能ある人は違うなって思うもん。プロになる人はただの塩むすび握ってもそれをごちそうにできる。
(月曜日の骨酒)
わかる〜
当たり前って人それぞれ
基準が違うんですね
それなのに、できて当たり前と、
相手を叱責したり、
ダメ人間に仕立ててあげてしまったり・・
「なんでこんなことできないの?」
てね。
ついついマウント、とってしまう・・・
よくないですね。気をつけたいと思います。
自分がコンプレックスを抱いた時はどうしたらいいの?
では、反対に自分がそんな、凄ワザを見せられた時は、どうしたらいいのでしょう?
・自分も少し努力してみる ・できなくても、落ち込まない。ある程度できればOKにする
それほど向いてないものが、1つわかったというぐらいでいられれば、傷つかずに済むのかもしれません。
才能がないとわかったら、
楽しむにシフトしちゃいましょう
相手を妬みすぎて、嫌がらせをしたりしてはいけません(笑)
あくまでも向いてなかっただけです。
得意不得意どのように対処したら良いのでしょうか
自分が得意なものは、
・率先してやる
・懇切丁寧に、励ましながら教える
相手が得意なものは
・自分が得意なことでサポートする
・相手を信頼してお任せする
・素直に教わる
臨機応変でその場の状況に応じて対処したいものです。
それぞれの才能がいい感じに化学反応を起こして、ステキな社会に・・
そのためには、お互いリスペクトし合える関係であること。
なかなか難しい面もありますが、これこそ大人!
足の引っ張り合いなどもってのほか・・そんなことを考えさせられた1冊です
本について
留希子の実家は、江戸時代から続く老舗の料理学校「品川料理学園」。いずれは継ぐものという周囲からの圧迫に耐えられず、大学卒業後はSEとして企業に就職した。しかし、食べることも料理をすることももともと大好きな留希子。SNSでレシピを発信しているうちに、料理研究家としての仕事も舞い込むようになる。
一方、昭和二年の品川料理教習所の台所では、女中奉公に来て半年のしずえが西洋野菜の白芹(セロリー)と格闘していた。どのように調理すれば美味しく食べてもらえるのか。
(小学館 公式サイトより一部抜粋)
留希子としずえ、二人をつなぐ一皿の料理の隠し味をめぐる「食」の家族小説
今、当たり前に食べている
ポーク・ジンジャー
レシピに起こすまでには
大変な苦労がありました。
どんなに歪みあっている
家族でも、一緒に食卓を囲んだ
味の記憶は、みんな一緒
食事、大事さを改めて実感!
食材に感謝すると共に、料理のレシピ考案者にも感謝!
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