もう立ち上がれないほど傷ついたら、唱えたい『とりあえずお湯わかせ』
ようこそいらっしゃいました!
今日の本はこちらです
柚木麻子著 とりあえずお湯わかせ
『アメリカンダイナー』より
コロナ禍前後の
エッセイ集
晩御飯作りたくない時に効く言葉 とりあえず動こう!
<今日の言葉>
今回から始まったこの連載、タイトルは母の口癖だ。何も手につかない時はお湯を沸かせ、そうすればお茶を飲むなり、野菜を茹でて一品つくるなり、最低でも部屋を加湿できる、いわば停滞を脱するとっかかりを最もハードルの低いところでつかめ、と言う家訓のようなものだ。
(アメリカンダイナー)
疲れて、何にも手につかない時
誰かに言われた一言で、もう立ち上がれないほど傷ついた時
ご飯を作るのが面倒な時
ソファーにどっぷりと
体を預けていたいです
そんな時、この本のタイトルにもなっている言葉『とりあえずお湯わかせ』
いいなぁと思いました
お母さん、最高です!
最初、手に取った時、お産の話かなぁと思うほど『お湯わかせ』
でも、何事もパニックになりそうな時、考えがまとまらない時、そんな一言があると、行動に移せそうですね
温かいお茶を飲めば、ホッとできるものです
一品できたら、ちょっと余裕な気分になれます
ますます年齢を重ねて、億劫になることもあるかもしれません
でも、『とりあえずお湯わかせ』の一言を合言葉に、立ち上がる私でいたいと思います
お湯があれば
食べられるものもあるしね!
本について
このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、かしこく浅はか、独特な人物の日々の記録だ(前書きより)――はじめての育児に奮闘し、新しい食べ物に出会い、友人を招いたり、出かけたり――。そんな日々はコロナによって一転、自粛生活に。閉じこもる中で徐々に気が付く、世の中の理不尽や分断。それぞれの立場でNOを言っていくことの大切さ、声を上げることで確実に変わっていく、世の中の空気。食と料理を通して、2018年から2022年の4年間を記録した、人気作家・柚木麻子のエッセイ集。各章終わりには書下ろしエッセイも収載。
(NHK出版 公式サイトより)
コロナ禍での育児
くじけて、怠けて、
食べて、また頑張る
誰もが元気になるエッセイ集
誰かのオススメを試してみると、
毎日、ワクワクドキドキできる!
おばちゃんでも楽しくなっちゃった!
コメント