青山美智子『マイ・プレゼント』で、人生における酷いことについて考えた

青山美智子

どうして、ふと、酷いことをしてしまったと思い出すのだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

青山美智子著 マイ・プレゼント
『遠くて近い未来のあなたへ  もう知らない』より

いずみくん
いずみくん

Uーkuさんの素敵な絵
とともに・・・

酷いことをされるのは、腹がたつだけ 酷いことしてしまったら、ずっと後悔する

<今日の言葉>

「ひどいことをされた、許さない」というのと

「ひどいことをしてしまった、申し訳ない」と言うのと

ずっと抱えて生きていくとしたら
どちらがよりしんどいだろう?

(もう知らない)

酷いことされたとき、何度も頭の中でリフレインされることありませんか?

もう、次にもっとひどい人が現れない限り、ずっと反芻してしまいます。

時間の無駄なんですけどね・・・いつもヒートアップした状態!

もっと他のことに
使いたいです

さて、<今日の言葉>
皆さんはどちらが、しんどい気持ちを引きずることになりますか?

私は、後者かな・・・・

時々、ふと、傷つけてしまったこと、何かの拍子に思い出しては、自己嫌悪です。

本当に申し訳ない気分になってしまいます。

やはり、そんな思いを持ち続けながら生きるのは大変。

謝れる時は、きちんと謝る

しんどい人生、少しでも軽くしたいと思いました。

で、「許さない」気持ちは、しばし、腹がたつだけ

自己嫌悪までは、至りません(だって私は悪くないんだもん!)

これは、もうリクレーションとして傍観します

これも生きる糧なのかもってね

でも、いずれにしても

体、壊さない程度にね!

感想(読書メーター投稿)

小説とは雰囲気が違って、また楽しく読めました

でも、青山美智子さんらしさは、健在!

『傷ついたことばは、胸にとどまって固くなって化石みたいにいつでも埋まっているけど』

この表現、良くわかるし、言葉にできないコトを文章にしてもらえて、心は軽くなりました。

本について

本のデータ

著 者 青山美智子
 絵  U-ku
出版社 PHP研究所
発行日 2022年7月25日

2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が再タッグ!

 癒しの青い水彩画と心震わせる物語を収録した、世にも美しいアート×ショート・ショート。心が疲れたと感じるとき、嬉しいことがあったとき、現状を変えるきっかけが欲しいとき……。そんなときは、美しい絵画と言葉を味わいながら、ゆっくり自分と向き合ってみるのもいいかもしれません。本書は、新進気鋭の水彩作家・U-ku(ゆーく)氏のアートから受けるインスピレーションをもとに、ハートフル小説の旗手・青山美智子氏が短い物語を綴った特別な作品集。

 読む人によっても、読むタイミングによっても、まったく違う景色を見せてくれる本書の中には、今のあなただけが受け取れる、何かのヒントが詰まっているかも。

(PHP公式サイトより 一部抜粋)

この言葉、あの物語に
つながるなぁ
など、読んでいて楽しいです

あっという間に読めます。
読めるんだけど、きっと
引っかかる場所は
毎回違うんだろうな・・

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