近藤史恵『タルト・タタンの夢』を読んで、美味しいものとは何か考えた

近藤史恵

好きなもの、楽しいことだけを組み合わせれば、面白くないはずがないと学んだ1冊

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

近藤史恵 著  タルト・タタンの夢
『ロニョン・ド・ヴォーの決意』より

いずみくん
いずみくん

TVドラマにもなったお話
食をめぐるおしゃれな
謎解き、いかがですか?

好きな食材だけで作れば、美味しいに決まっている

<今日の言葉>

なにが食べられないかを聞くよりも、なにが食べられるかを聞いて、その範囲で作った方が確かなんじゃない。絶対、食べられるものよりも、食べられないもののほうが多いわよ

(ロニョン・ド・ヴォー)

みなさんは、ご飯を作りますか?

はい、作ります
得意ではないんですけどね

家族なら、大体、好き嫌い、把握しているのですが、お客さんだと難しいですよね

最近では、アレルギーの問題もあるから、尚更です

さて、このビストロにも超偏食の常連客がいます

もう本人ですら、何が食べられないかわからないほどの偏食です

出されてから、食べられないと言われることもしばしばで、お出入り禁止にしたいほどだとか・・

そんな時、ソムリエが言った言葉です

確かに、自称『偏食さん』には

食べられるものを聞く→その食べられる材料だけで料理する

このほうが早い気がします

食べられないものを聞くから、後から、『あ、これも食べられない』なんて言われて、がっかりするんですよね

質問の仕方も大事だなぁと、学びました

偏食さんには、まずは

食べる人が考えただけでも嬉しくなる食材だけを組み合わせていく

これなら、食べられないものをあげていくより、楽しそうですね

誰かにご飯を作るときに参考にしたいと思います

と、言うことは・・・食材だけではなく

本人の望むこと、好きなもの、やりたいこと等々

ピックアップして、その中で組み合わせれば、それはもう、お気に入りでしかありません

今後は、私も楽しいことや嬉しいこと見つけたら、メモして集めておこうと思います

自分が何かに迷った時に
開けばいいのね!

化学変化が楽しみだわ

感想(読書メーター投稿)

食にまつわる推理、安心して読めます

でも、時々、そんなことする人いるの?というものもあり 悪用禁止です

さらに読み進めていきたいと思います

本について

本のデータ

著 者 近藤史恵
出版社 東京創元社
出版日 2014年4月30日

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは? フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか? 絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!

(東京創元社 公式サイトより)

気晴らしに美味しいものを
食べたい時に訪れたいお店です

シリーズ4巻まで発売してます
次回は2巻、ご紹介します

タルト・タタンの夢 - 近藤史恵|東京創元社
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