嫌なことあっても、自分は何にも失っていないと教えてくれた1冊
こんにちは
今日の本はこちらです
近藤史恵 著 間の悪いスフレ
『未来のプラトー・ド・フロマージュ』より
ビストロ・パ・マルの4巻目
コロナ禍での生き残り作戦
今、どんなに辛くても、日常生活が送れていれば大丈夫かも
<今日の言葉>
自分がなにかを失うわけではないと気づくのは大事なことだと思う。
(未来のプラトー・ド・フロマージュ)
世の中、うまくいかないことや、人から不愉快な気分にさせられることありますよね
あるある・・
悔しかったこと
思い出しちゃったりして
さて、この物語の登場人物の1人、中学生の中島くんも、親の都合で望まない方向に、ちょっぴり自暴自棄に・・
そんな時、シェフがかけた言葉です
物事がうまくいかないときや、人間関係がうまくいかないときは、何もかも嫌になってしまいます
もう、何もかも失ったような気持ちに・・・
でも、ちょっと待って、そんな絶望のさなかでも、全財産失ったわけでもなく、日常生活をふつ〜に送っていませんか?
物事がうまくいかなくても、友達の一人や二人が離れても、毎日同じように暮らしているものです
そこに気づくと、「あれ、大したことないかも・・・!」と、思えるから不思議です
日常が、悪い方向に大きく変わらないのなら、大丈夫!
きっとまたいい風が吹いてくるはずです
著者から大いに励まされた1冊と、なりました
本について
絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。
(東京創元社 公式サイトより)
コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈パ・マル〉でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり……。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理由がわからず悩む他店のシェフ、高築くんのいとこのプロポーズ計画等々、名探偵シェフのまわりには相変わらず謎や相談ごとがいっぱい。全七編を収めた待望のシリーズ第四弾。
コロナ禍でもビストロ・パ・マル
無くならないでよかったです
今回は、中高年の偏見の数々
読んでいて腹が立ちました
同時に気をつけなくっちゃと
肝に銘じました
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