どうして「宝くじ当たらないかな」では、お金が来ないのだろう?
こんにちは
今日の本はこちらです
望月麻衣 著 桜田千尋 画
満月珈琲店の星詠み〜本当の願いごと〜
『新月のモンブランと奇跡の夜』
満月珈琲店、待望の第2弾
今回も心が揺さぶられます
ぜひ、家でお読みください!
お金は『経験と引き換えができるチケット』だから、目的意識を持って向き合おう
<今日の言葉>
「『お金』というのは、実は『経験と引き換えができるチケット』なんです」(中略)
(新月のモンブランと奇跡の夜)
お金、欲しいですよね(笑)
ないと、不安です・・・
このお話でも『願いごと』を聞かれた主人公が、『宝くじに当たりたい』と答えたところからはじまります
すると、こうアドバイスされます
お金とは、
『旅をする経験』
『美味しいものを食する経験』
『家を買う経験』
といった経験の引き換えチケットなんだと
私たちは、何か経験したいと思った時に、いつでもすぐに実現できるよう、お金を貯めているんだそうです
わ〜考えてみたこともなかったです
ところが、人間、こう思いがちです
『いやいや、とりあえず、チケットをください。何でもいいからください』
だけど、こんな風に、何の目的もなくお金を求めても、何の準備も行動もしていないから、結局、身に付かずに終わってしまうのだそうです
ははは、思えばそんなことの繰り返しでした
いくらあっても足りない
というのは、充実した時間を
過ごしてなかったってことね
ま、同じ宝くじに当たりたいと言っても、『宝くじに当たる経験をしてみたい』と思えば、うまくいくそうですが・・(ホントかな?)
お金が必要だな、欲しいな・・と、思うときは、何かしらの目的意識を持つということ、この本から学びました
老後の資金も、
健康に過ごしたいから・・
もっと見聞を広めたいから・・
そんな風にひとつひとつ、自分が望む生き方を考えて、経験の引き換えチケットの代金を準備すればいいのかかもしれません
やみくもに不安がるのはやめて、楽しい経験を1つでも多くできるよう、お金と向き合っていきたいと思います
そう考えると、お金って素敵ね!
本について
満月珈琲店の三毛猫のマスターと星遣いの店員は、極上のメニューと占星術で、迷える人の心に寄りそう。結婚と仕事の間で揺れる聡美、父の死後、明るい良い子を演じてきた小雪、横暴な父のため家族がバラバラになった純子。彼女たちが自分の本当の願いに気が付いたとき――。美しいイラストに着想を得た心温まる書き下ろし小説。
(文藝春秋 公式サイトより)
この本で問われるのは、
『本当の願い』
自分はどうしたいのかって、
案外わからないものなんですね
自分は、今、どう生きたいのか?
何度も考えさせられる作品です
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