望月麻衣『満月珈琲店の星詠み〜ライオンズゲートの奇跡』を読んで、ダイエットについて考えた

望月麻衣

どうして、OVER50は、若い時と比べ、痩せないんだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

望月麻衣 著 桜田千尋 画
満月珈琲店の星詠み〜ライオンズゲートの奇跡〜
『鮎川沙月とアフォガートの記憶』

いずみくん
いずみくん

物語は切ない恋のお話ですが、

ちょっとダイエットの話に触れてみます

ルーティーンや習慣のマンネリ化が減らない原因かも

<今日の言葉>

自分のスタイルっていうのは、今している生活の結果の顕れなの。(中略)
たとえば体重が60キロの女性がいたとする。それは、その人がしている生活=60キロの体重、その体型を作り出しているということ。そこから5キロ減らしたいなら、一時的に何かをするんじゃなくて、そもそも生活を変えなきゃ」

(中略)

「だって生活を変えるって、『生き方を変える』ってことだよね?」

(鮎川沙月とアフォガートの記憶)

みなさんは、ダイエットしていますか?

OVER50ともなると、なかなか減りませんよね、体重・・・

これは、美のカリスマ鮎川沙月が恋人と母の元へ訪れる道中で交わされる言葉です

沙月は、女優になりたくって、高校生の頃、ダイエットに励んだと言います

それにしても、この文章、衝撃的でした!

体重=生活ですって・・

思い当たることばかりです(耳が痛い!)

若い頃は、すぐ痩せたのに・・・と、思ってましたが

確かに、今と昔、圧倒的に運動量が違います!

そりゃ痩せないはずだ・・

では、OVER50は、痩せること諦めなければいけないのでしょうか?

まるっと生き方を変えるのは、環境を変えなきゃ難しいけど、ほんの少し変えていくだけでも結果的に大きく変わっていたりするよ

(同上)

たとえば、腹八分目よく歩く階段使う寝る前の体操・・

「どれも地味なことだけど、それが当たり前になっていったら少なくても『60キロの生活』じゃなくなる。ちょっとしたことの積み重ね、毎瞬毎瞬の選択で姿は変わってくるの」

(同上)

OVER50ともなると、日常のルーティーンや習慣も、ある程度、決まってしまいます

今さら、生活も変えたくない、動くの億劫・・

でも、食べる量は、若い頃のまま

ま、痩せないのが、私の意志の弱さじゃなくてよかったけど・・

でも、『ほんの少し変えるだけでも、結果は大きく変わる』と、沙月さんは言います

ならば、どちらか迷った時、体にいい方を選ぼう

そんなことでもきっと、体は変わってくる・・そう、信じて・・

私も頑張ってみます!

感想(読書メーター投稿)

相手の気持ちを慮るって、案外、自分の勝手な思い込みだったりして・・真相は語り合わない限りわからないもんだと、この本から学びました

また『いじめ』についての語り部分、なるほどねぇと思いました

いじめられる人は、何か特別なものを持っていて、危険を感じてか、はたまた嫉妬で排除したくなるんだそう

ちょっと違うものを排除したくなる生き物だから、今の世の中ざわついているのかもね

厄介ね

本について

本のデータ

著 者 望月麻衣
 画  桜田千尋
出版社 文藝春秋
発行日 2021年12月10日 

八月の新月、三毛猫のマスターのもとに、美しい海王星の遣い・サラが訪れた。特別に満月珈琲店を手伝うという。人に夢を与えるサラが動いたことで、気後れして母に会えずにいた沙月、自分の気持ちを蔑ろにしてきた藤子、才能の限界を感じた作家の二季草、彼らの心の扉が開かれる。イラストとともに生まれる書き下ろし小説。

(文藝春秋BOOKS 公式サイトより)

1巻で登場した人物の

母親の物語です

できれば、1巻から読むのを

おすすめします

言いたいことを

グッとこらえてしまったばっかりに・・

OVER50なら、1つや2つありますよね

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