クチコミは大切な選択肢の1つ だからこそできること
こんにちは
今日の本はこちらです
樹木希林 著 「一切なりゆき」〜樹木希林のことば〜
<花屋も生活がかかっているんだ!>より
ちょっとした発言が
誰かの生活を脅かしているとしたら?
クチコミを書くときは、誰かの生活を脅かす可能性がないか意識しよう
<今日のことば>
うちの夫が「花屋も生活がかかっているんだ!花は贈るなとか、そういうことを大きい声で言うな!」って怒るの。だから、小さい声で言うようにしているんですけど(笑)。
(花屋も生活がかかっているんだ!)
最近、開業医がクチコミが原因で、患者が来なくなり死活問題になっていると聞きました
確かに病院へ行こうと思ったら、一番最初にチェックするのは、クチコミかも・・
ネットがない時代は、何ごともご近所や友だちのクチコミに頼っていました
「あの人に聞けば大丈夫だろう」という信頼関係があるからこそ、有効でした
しかし、冷静に考えてみれば、
誰が書いたかわからない情報
本当に行ったかどうかもわからない情報
に、まんまと乗せられている感は否めません
その証拠に、自分が行っている病院のクチコミを見れば、一目瞭然です
そこまで酷くないけどな〜
やはり、自分の目で確かめるのが良さそうです
クチコミもほどほどに、ということでしょうか?
さて、舞台を観に行った時、お花がたくさん贈られてくるのをみて、もったいないと思った希林さん
自分の舞台の時は、前もって辞退しました
それを知った時の、夫 内田裕也さんの言葉が<今日のことば>です
そう、何事もそれに従事する人の生活がかかっているんですよね
モノを持たないこと
アレを食べてはいけないこと
アソコへは行ってはいけないこと・・
きっと、どなたも親切心から情報を流してくださっているのでしょう
持たないことも、食べないことも、行かないことも、
個人のライフスタイルとして貫くのは全然構いません
しかし、どんなモノ・ヒト・コトに真摯に仕事に携わっている人がいることを常に考えた発言をしないといけないなと、この文章を読んで、考えさせられました
そして、できるだけ自分の目で判断すること心がけたいと思います
そういえば、以前、自分に合った病院を探すのなら、ラジオで予防注射や検診で訪ねてみるのがいいと言ってました
改めて、何ごともまずは『お試し』
これからは、積極的に利用してみようと思います
お試し、ステキなシステムですよね!
でも悪い書き込みはしないようにします。
仲良しには、小さい声で言ってもね(笑)
本について
樹木さんは活字において、数多くのことばを遺しました。語り口は平明で、いつもユーモアを添えることを忘れないのですが、じつはとても深い。彼女の語ることが説得力をもって私たちに迫ってくるのは、浮いたような借り物は一つもないからで、それぞれのことばが樹木さんの生き方そのものであったからではないでしょうか。本人は意識しなくとも、警句や名言の山を築いているのです。
(文藝春秋 公式サイトより一部抜粋)
それは希林流生き方のエッセンスでもあります。表紙に使用したなんとも心が和むお顔写真とともに、噛むほどに心に沁みる樹木さんのことばを玩味していただければ幸いです。
『私のことを怖いという人・・・』
と、書いています。
それだけ凛とした女性だったのかも
裕也さんとの心温まる
エピソードの数々にほっこり
もっと色々聞いてみたかった
お一人です
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