青山美智子「木曜日にはココアを」を読んで、中高年の生きがいについて考えた

青山美智子

孤独を感じます どうしたら、寂しくなくなるんだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

青山美智子著 木曜日にはココアを
『10 あなたに出会わなければ [Black/Sydney]』より

いずみくん
いずみくん

舞台は、日本とオーストラリアです
だけど、不思議と人がつながります

誰かの背中を押したり、心を救うお手伝いを生きがいとしてみたらどうだろう?

<今日の言葉>

多かれ少なかれ、誰もが誰かにとってそういう存在なのかもしれない。きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。

(10 あなたに出会わなければ [Black/Sydney])

最近、人に会わなくて・・・

毎日、誰とも話すことがない・・

なんとなく、一人だなぁ・・なんて、実感したりして

中高年になると、孤独はいけないと言われますが、現実は結構、感じることありますよね?

しかし、このマーブル・カフェのマスターは、日本とシドニーを行き来しながら、実に楽しそうに人々の人生に自ら絡んでいきます

俺の役割って、すごい力を持ってるのに埋もれちゃってるヤツを引っ張り出して、世の中に伝えたり広めたりすることだから

(同上)

自分が出ることよりも、若者たちの才能を見出して成功させることに尽力する

これなら、ホント、孤独とは無縁です

自己主張が激しすぎると
よくないのかもね

でも、マスターのように、カフェやギャラリーを持っているような人ではないと、誰かの背中を押せないのでしょうか?

いやいや

誰かの何気ない一言

誰かの思い切った行動

ただ、見聞きしていただけの人の運命を大きく変えてしまうこともある

と、この本は教えてくれます

だったら、出来るだけ、いい影響や言葉、残したいですよね

特に、OVER50、若者の励みになるような言動を取りたいものです

ポジティブな言葉や背中を押すような励ましの言葉

そんな言葉をたくさんの人に、かけられる人に、孤独な人はいない!

孤独も自分次第だなと教えられた1冊です

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お説教自慢もしないように
しなくてはね(笑)

感想

何気ない一言が『時』や『国』を超え、誰かを幸せにするなんて考えただけでも、ワクワクします

同時に自分は、人に優しい言葉をかけているだろうかと気になりました

また、本の中には『優しい言葉』がたくさん溢れていて、癒されます

そして人って、実際、こんな風につながっていくんだ・・と可視化されるのも面白かったです

本について

本のデータ

著 者 青山美智子
出版社 宝島社 
発売日 2017年8月26日 

一杯のココアから始まる、心温まるストーリー。僕が働いている喫茶店。
必ず木曜日に来て、いつも同じ席で手紙を書く女性がいる。そして、頼むのは、決まってココア。僕は、その女性を「ココアさん」と密かに呼んでいる。
ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、どこか様子が違い……。
色とりどりのストーリーが深く交わっていく、ハートフルストーリー。

(宝島社の公式サイトから一部抜粋)

12個の小さなストーリー
登場人物はお互いの存在を知りません
ましてや自分が誰かを救っているなんて、思ってもみません

誰かの言葉を手紙やメールで伝えただけでも、相手に勇気を与えることもあるのね
言葉掛け躊躇しないようにしようっと!

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