どうして、厄介ごとって回ってくるのだろう?断ってもいいかな?
こんにちは
今日の本はこちらです
青山美智子 著 リカバリー・カバヒコ
『第4話 勇哉の足』より
2024年の本屋大賞
ノミネート作品
心温まる作品です
誰かの誘いには1回は乗ってみる 断るのはその後からでもいいんじゃない?
<今日の言葉>
駅伝、やったことないからさ。おれに番が回ってきたから、まずはやってみるっている、それだけ。もしかしたら楽しいかもしれないし、やっぱりすごくつらいだけかもしれないし、でもそれってやらないとわかんないじゃん。(第4話 勇哉の足)
(第4話 勇哉の足)
年齢を重ねると、自分の向き不向きもかなりはっきり分かります
多分、そうだろうな・・・という、予想も含めてね(笑)
はなからチャレンジもせず、見切りをつけていることありませんか?
さて、この物語の登場人物、勇哉くんは、お世辞にも、足が速くありません
でも、駅伝選手を決めるクジで当たってしまいます
私だったら、
すごっく嫌な顔するな〜
周りの反応も「えっ?」ってなりますよね
でも、クジで当たっても、どんな反応を示されようとも、この出来事を自分の可能性を知る機会と捉える勇哉くんは、大人!
とにかく、迷惑がられても、ベストを尽くし、練習を重ねます
なぜそこまでできるのでしょう?
何が好きで、何が苦手で、何が楽しくて、何がつらいのか、試しながら覚えていくんだ。
(同上)
何事も実際、体を動かしてみないとわからないと言うことですね
そんな風に経験値を積み上げれば、次回、何か困難にぶち当たった時でも、突破する知恵となって、解決の糸口も早く見つかりそう!
嫌なことを避けて逃げてばかりは損ですねぇ(笑)
向き不向きを決めるのは、とにかくやってみてから
と言うこと、この本から学びました
若い人のお店よね・・とか
もっとスタイルのいい人が着るものよね・・とか
一度も経験せずに決めつけているもの、私自身たくさんあります
僕も勇哉くんを
見習わなければ
まずは、「誰かの誘いには1度は乗ってみる・・」から始めてみましょうかね
見切りをつけるのは、その後でも遅くなさそうです
できそうもないことが
回ってきたら、まずは
嫌な顔しないようにします(笑)
本について
新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで、”リカバリー・カバヒコ”。
(光文社 公式サイトより)
アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。急な成績不振に悩む高校生、ママ友たちに馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌でケガをしたと嘘をついた小学生、ストレスからの不調で休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長……
カバ・・だけにね!
耳が聴こえづらかったり
老眼だったり
謎の体の痛みだったり
中高年あるあるがたくさん(笑)
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