歳を重ねた時、生きる希望を持てる旅してみませんか?
どんな本なの?
本について
本書は1987~2019年に海外を旅したときの思い出を回想して綴ったエッセイ。海の向こうで味わった懐かしい体験を、当時の写真や描き下ろしのイラストとともにオールカラーで紹介しています。さまざまな国の人との出会いやあたたかくて切ないたくさんのエピソードが、まるでタイムスリップをしているかのようによみがえり、互いを思い合い日常を生きることの大切さをあらためて思い起こさせてくれます(毎日文庫オリジナル)
(毎日新聞出版 公式サイトより)
旅の達人が贈る海外旅行の思い出。
どこの国へ行っても
市民に混ざってるからすごい!
ヨーロッパ、アジア、アメリカなど23ヵ国の旅の思い出です。
取材で行ったもの、ツアーで行ったものなどの旅行記。
1人でも、気軽に参加できるところに、凄さを感じます。
年齢によって
旅の楽しみ方が違うのも
いいですね!
コロナ禍で、旅行がままならない時にまとめられた、旅行記。
そんな最中でも、グーグルアースで過去旅したところを再訪してしまう著者。
そんな楽しみ方があったのかと、思わぬ発見がありました。
ぜひ、本で、世界旅行、楽しんでみませんか?
お土産や食事などの写真も
カラーで掲載されてます。
思わず行きたくなります
感 想
『今日1日をどう楽しく生きたらいいかを考えるだけの旅してみたい』そんな旅したことないな。分刻みのスケジュールをこなすのに一生懸命で、あれもこれも経験したい貧乏性。
反省。ゆったり楽しまなくっちゃ!
大人の旅って感じですが、
ミリさんの10代の言葉だそうです。
すでに片鱗見せてたんですね。
本で学んだこと
もっと年齢を重ねても再訪できるよう、下見を兼ねながら旅してみよう
年齢を重ねると、
旅って難しくなるのかしら?
若い頃は考えなかった、
「ここ、また来ることがあるのかな?」
同年代と話をしてみても、
「登山や急な階段のあるところは、行けなくなりそう・・」
と、誰もが思っているようです。
著者もチェコのプラハでこんなことを考えたそうです。
巡ってみてわかったが、プラハの街は観光しやすい。見所が離れていないので、プラハ城、旧市庁舎広場など、歩きやすい靴さえあればどんどんみて回ることができる。
(14 チェコ モーツァルトをプラハ教会で)
歳をとってからの海外旅行でも、プラハなら十分楽しめそうだなぁ。
旅の間、そんなことを考えている自分がいた。
この坂道なら大丈夫、この距離なら大丈夫。
未来の自分のために今の自分が確認しているのである。
やはり、坂道や移動距離は
気になりますよね
バスで長距離移動や、気候の差が激しい場所は、なかなか難しくなりそうです。
なるほど、これからは、どこを旅しても、未来の自分のための楽しみを探すことも、旅の工程の1つにに入れるのもいいですよね。
例え、行けなくても
思いがあるだけでも
ワクワクします。
今日1日をどう楽しく生きるかだけ考えて過ごす旅って素敵だと思う
さて、ミリさん。
どこを旅しても相変わらず、この感覚を忘れないようです。
人は生まれる場所を選べない。けれど、違う場所で生まれ育った自分を想像してみることはできる。
(5 マレーシア お土産探しクアラルンプール)
普通にカフェに入ったり、屋台でご飯を食べたり・・
事前にチェックも忘れないようですが、当たり外れもどうやらあったそう。
そこは、
確かめられて満足する。
(12 台湾 台湾日記2019 台北で「大人の超自由旅」をかなえる!)
この気持ちがあれば、いくつになっても、どこの街でも楽しめそうですね。
写真や本で見たとき、
味や空気感が思い出せます
これこそ、まさしく『今日1日をどう楽しく生きたらいいかを考えるだけの旅』
せっかく旅に出たら、「楽しく生きる」ことだけ考えて、大いに経験を積んで思い出、作りたいものです。
隣町でもできそうですね。
いくつになっても楽しみましょうね!
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