知念実希人『祈りのカルテ 再会のセラピー』を読んで、中高年の関心事『死』について考えてみた

知念実希人

中高年になると、いつも考えてしまいます『死』について

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

知念実希人 著『祈りのカルテ 再会のセラピー』
<二十五年目の再会>より

いずみくん
いずみくん

人生の最期について

タブー視はしないけど、考え過ぎても、きっと最期は予想外の展開をするから、もっと今に注意を払おう!

<今日のことば>

死への恐怖と一口に言っても、それは様々な形がある。今後訪れるかもしれない痛みの予感、これまでの人生の後悔、やり残したことを終えられない焦り。それらが複雑に絡み合い、一人一人がそれぞれの精神の苦痛を感じている。まずは患者の心を苛んでいるものに触れ、そしてどうすれば癒すことができるかを考えるんだ。

(二十五年目の再会)

50代を過ぎた頃、突然『』を意識しだします

残り時間あとどれくらいなんだろう?

これ20✖️✖️年にできるって言っているけど、見られるかなぁ・・

中高年あるあるですね

20代の頃なんてまだまだ時間はたくさんあったのにな

時を同じくして、焦り出します

この文章のおっしゃる通りです

これも人間の成長なのでしょうか?

誰もが通る道?

これだけ意識する『死』

しかし、一方、YouTubeやブログなどでは、伏せ字にすることの多いこと

ネットで調べてみたら、広告収入が入らなくなるようですね

他人様に向ける言葉ではありませんが、忌み嫌う言葉でもありません

きっと、あと数年したら、AIさんもこの中高年の微妙な心理を理解してくれることでしょう

時々、自分は、どんな最期を迎えるのかなぁと想像することがあります

誰がいるのかなぁ?

あの人がいるといいなぁ〜

痛くないといいなぁ〜

でも、結局、予想した通りではないんだろうなぁというところに行き着きます

今まで、いろんな出来事が予想した通りに行かなかったように(笑)

じゃあ、あまり考えすぎるのも時間のムダかも!

もう少し、今の時間を楽しく過ごすことを考える時間を増やそうと思います

超高齢者に聞くと
年齢を重ねるうちに
遠足行くみたいに思えるそうよ
そうなる日まで、
お互い頑張りましょ!

感想(読書メーター)

はじめて読んだのが2冊目。でも十分楽しめました。誰とでもすぐ打ち解ける諏訪野先生。読んでいて、こちらまで明るい気分になりました。医者と患者とのやりとりも色々コツがあったのですね。勉強になりました。

本について

本のデータ

著 者 知念実希人
出版社 KADOKAWA
発行日 2022年8月10日

感涙必至の連作医療ミステリ!

研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。心震える医療ミステリ「祈りのカルテ」シリーズ、待望の新刊!

(KADOKAWA 公式サイトより)

日常にある心温まる
ミステリーです

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