親との関係、絵本「げそすけとじいじとばあば」で学ぶ 

平成の絵本

子どもの頃の私、子ども時代の親や子、孫と友達になれたかな?

公開日 2023年2月16日
更新日 2023年7月7日

本のデータ

作 益田ミリ 絵 平澤 一平  出版社 あかね書房
発行日 2019年4月   就学前から

どんな絵本なの?

コミックやエッセイでお馴染みの益田ミリさんの絵本です。

いかの子のげそすけが、じいじとばあばのところへ遊びにいったら、不思議な階段を見つけた。おりてみると、じいじとばあばが子どもになっちゃった。みんなで遊ぼうとげそすけ

サンゴのぼりが得意なじいじ、スミ飛ばしは一番のばあばでも、魚をわけなかったり、ブランコをゆずらなかったりとわがままも言い出して…。

お年寄りにも子ども時代があったと気づかせてくれるお話。ポップで優しい絵は、木を彫って描かれています。

(あかね書房 公式HPより)
こがねの
こがねの

孫と子どもの自分が

一緒に遊ぶなんて、

想像するだけで幸せな気分です

心温まるお話です。

いくつになっても自分より年長者はちょっと緊張するもの

なんで年長者って面倒なんだろう

大人はみんな我慢している

でも、魚をわけなかったり、ブランコをゆずらなかったりとわがままも言い出して…。

(同上)

孫のげそすけくんに
魚を分けない、子どものばあば。
ブランコを譲らない、子どものじいじ。

いずみくん
いずみくん

いつもは、げそすけを優先してくれる

じいじとばあばの変わりように、

げそすけは動揺します。

でも、本来、人間はそういうもの。

大人になると、いつの間にか、誰かに対して譲ることを厭わなくなりますが、本音を言えば、

『時々、大人、我慢してます!』

こがねの
こがねの

若者に譲らないと

大人気ないって言われちゃうものね!

大人だって、たまには、子供のように言ってみたいですよね。

歳を重ねると我慢しなくなるのはどうして?
こがねの
こがねの

確かに若い頃より、

ストレートに気持ち

言えるようになるかも(笑)

子どもに戻っていくのでしょうか?譲れない時があります。

譲れない時は、無理と言いましょ(笑)

いずみくん
いずみくん

ヒェ〜

だけど、「歳を重ねるごとにわがままになる・・・」という言葉。

もしかしたら、『年長者だから我慢するもの』という固定観念があるかもしれません。

我慢、強いていないかな?

ほんの少しでも歩み寄れることなら、ちょっとだけでも叶えてあげて欲しいなと思います。

我慢は相手にも自分にも強いたら、辛い人生です。

いずみくん
いずみくん

そうかも。

気をつけます!

むかつく大人に出会った時には、この発想!

そして、むかつく親、先生、先輩、上司そして舅姑、近所の老人・・・

げそすけくんのじいじとばあばのように
大人もみんな「かわいい時代」があったはず!

と、想像してみて(笑)


そう思えば、少しは許せる・・?

こがねの
こがねの

最初から、憎たらしい

大人で生まれてくる人はいないです(笑)

さらに、子どもの頃の話、聞いてみたら、違う面が見えてくると思います。

少しだけ歩み寄れるといいですね。

しかし、難しいのは親との関係

親子とはいえ、その発想に違和感持ったり、趣味嗜好が違ったり、受け入れ難いなぁと思うことありますよね。

そんな時、この本のように
もし自分が子どもだったら、子どもの頃のこの人と仲良く遊べただろうか?
自分に質問してみるのもいいですよね

たとえ「ムリ〜」と思えても、なんら親不孝ではありません。

親子といえども、相性はあります。(お互い様です!)

こがねの
こがねの

そんな時は、程よい距離感で

お付き合いいたしましょう

まとめ

・年長者にもかわいい時代があったのだ。写真でも見せてもらって、憎たらしい時はそれを思い出そう

・「もし、私が子どもだったら、子ども時代のこの人と仲良く遊べただろうか」
と考え、付き合い方を見直してみる

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