制度や手続きは変わるから、終活はやりすぎなくていい。それより今を大切にしよう
著者 銀色夏生 出版社 KDOKAWA
発行日 2023年10月24日
ページ数 288ページ
本について
どんな本なの?
明日のために 明るいことを考えていたい。 せめて曖昧に。
反省も解明も悪いことではないけど、それほど長く考え込むべきではない。そんなことを考えていたから未来が悶々とし続けていたのだ。パッと切り替えて明るい気分で過ごしていたら、次の日は明るい気分になっていたかもしれない。暗い反省や妄想をし始めたら、ダメと思って、きれいな気分、軽い感情、だよ。忘れていても、気づいたら明日のために明るいことを考えよう。ぼんやりとしたまなざしで核心を探るように物事を見ていこう。
(KADOKAWA 公式サイトより)
自然体でつづったつれづれノート44巻。

宮崎での庭、畑仕事と執筆
アラカン憧れ生活の一部始終
2023年2月1日から7月31日までの記録です。

今年のことなのに
忘れていることばかりで
びっくりします
自称、「人に合わせられない」著者。
適度な交流を持ちながら、一人の時間を楽しんでいます。
そんな生活を称して、『嫌なことは何もしなくていい』生活

アラカン世代以上なら
シフトするのにいい時期だそうです
まずは、銀色さんの生活をのぞいてみてはいかがでしょう?
感想
『面倒見のいい人って支配的だよな・・』と思う。そうだったのか。支配したかったんだ。気づかなかった。どういう気持ちかは、人それぞれだろうけど、私は、今後見守る人になろうと学んだ。

おばちゃんって、どうしても
面倒見が良くなっちゃう。
お互い気をつけましょう!
この本で学んだこと
制度もシステムも変わる。死後の準備はほどほどで、生きている今を楽しもう

みなさん、終活してますか?
私はまだです。
著者60代。
終活を意識した頃、子供に迷惑かけないよう、出生まで遡れるよう、戸籍謄本を役所から取り寄せていたそうです。

以前、この話を読んで、私も
戸籍の流れまとめました(笑)

結婚や移動で変わっていると、
全部さかのぼって集めないと
いけないので、大変なんですよね
しかし、著者、こんな情報を目にします。
亡くなった人の戸籍謄本集めが超簡単になるそう。最寄りの役所でできるようになるんだって。
(同上)
さすが、マイナンバーカードの時代!
地元の役所1箇所に問い合わせるだけで、全てできてしまうのでしょうかね?

わぁ、便利だわ〜
そこで著者、気づきます。
いろんなことがだんだん簡単になっていくかもしれないので、あまり先のことを思い悩む必要はないと思った。今のことだけを考えよう。結局それがいちばん合理的かも。
(4月25日(火))

時が経てば、何事も制度も
システムも変わるってことね

準備したのに、
変わってしまうのって
ショックだろうな・・
このように、今まで煩わしかったことが、瞬時にできるようになること、今後、増えていくのかもしれません。
つまり、そんなに残された家族を慮って、貴重な時間をかけて終活しなくてよさそうってこと。
ついつい親世代の苦労を考えてしまい、我が子には、その苦労をさせたくないと思ってしまうOVER50。

健気ですよね
私たち世代(笑)
だけど、必要となるのは、まだまだずっと先のことだもの(笑)!

先まで見越して準備は
しなくてよさそうです。

必要最低限でいいのかもね!
あれこれ先のことを考えて眠れなくなるより、著者のように、今日の生活を存分に楽しむことに重きがおけるといいですね。

お互い死後のことよりも
今、生きること考えましょうね


コメント