青山美智子「いつもの木曜日」を読んで、起きるのが楽しみになる方法について考えた

青山美智子

毎日、野暮用が多すぎて、考えただけでも起きるのが億劫なんです

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

青山 美智子 著  いつもの木曜日
『早朝マーブル・カフェ 〜マスターのひとりごと〜』より

いずみくん
いずみくん

『木曜日にはココアを』の
各主人公たちの前日を描いたものです

明日の予定は『楽しみなこと』だけ決めればいいんじゃない?

<今日の言葉>

「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う。だってそうだろ、「楽しみ」には「楽しい」も含まれていてお得だし、自分で用意することもできる。

(早朝マーブル・カフェ〜マスターのひとりごと〜)

年齢を重ねると、毎日が同じって感じが否めません。

今を楽しめばいいことはわかっているんですけど・・

そんな時、素敵だなと思ったのは、このマスターの言葉です

楽しみ』ということは、未来を感じさせます

確かに『楽しみ』がある日は、

朝、起きるのも辛くありません

仕事や家事もいつもより早く終わります

何より、ずっとワクワクが止まりませんよね?

でも、そんなに『楽しみ』なことがあるわけじゃないよ・・・

ならば、自分で用意してしまおうと言います

自分で用意できる楽しみなこと」なら

今日のお茶の種類スイーツ晩御飯の献立だってなりうるんじゃないかしら?

と、この文章を読んで思いました。

楽しみは、意外と身近に
あるものなんですね

自分で用意することもできる

そう、自分で用意すればいいんだ・・

誰かに声かけてもらうのを待ってなくていいんだ・・

「あ、なんだ、私十分自由なんじゃない」何だか解放された気分になれました。

明日できることは、今日はやらない・・と、言いますが、

明日のカフェやお茶、ワクワクするような献立なら、決めちゃってもいいのかな?

そんなことに気づかせてくれた、幸せな1冊でした

明日は、何をしようかな?

感想(読書メーター投稿)

『身を固くして戦闘体制に入るんじゃなくて、心をやわらかくしてどんどん構える』

すぐ身構えちゃうんだよね

相手に緊張が伝わって、もう最悪ってことなんどもあります

ホント力を抜くって、いくつになっても難しい

本について

本のデータ

著 者 青山 美智子 
カバー 田中 達也
出版社 宝島社
発行日 2022年9月9日

<あらすじ>

2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。累計26万部を突破した『木曜日にはココアを』。その12編の物語に登場したワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、絵本のような小説です。カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。

(宝島社 公式サイトより)

これから小説を読む方は
こちらを先に読むと、
イメージしやすいかもしれません

「ひよっこ」などの
ミニチュアで知られる
田中さんの作品が
散りばめられた

絵本のような小説
いかがですか?

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