森沢明夫『津軽百年食堂』を読んで、感謝できる人について考えた

森沢明夫

どうして「ありがとう」と言うだけなのに、躊躇してしまうのだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

森沢明夫 著 津軽百年食堂
『第四章 大森陽一』より

いずみくん
いずみくん

映画化された作品です
ぜひ、両方お楽しみください

「ありがとう」も経験と共感力。嫌いな人ばかりの人生が嫌なら、締めの「ありがとう」

<今日の言葉>

物事の終わりは、必ず感謝で締めろーそう教えられた。

どんな時でも最後はありがとうで締めろってことだ。それだけでみんながいい気分でいられるって初代は言ってた。

(第四章 大森陽一)

物事の終わり・・

一緒に何かをした時
デートした時
今日1日が無事終わった時
別れの時

それから、人生の最期に至るまで!

最後に「ありがとう」で締めくくれたら、幸せですね

改めて<今日の言葉>、いいなぁ〜と思います

例えば、旅行やイベントの幹事やスタッフに、気軽に

今日は楽しかったぁ。ありがとうね

って、言葉をかけられる人って、なかなかいません

多分、そういう言葉をかけられる人は、「幹事役の経験者」

何よりかけられて嬉しい言葉を知っています

そういうのを目にすると、「ありがとう」というのも、色んな経験を積んできて、はじめて言えるのだなぁと気づかされます

なら、小さい頃、「ありがとう」がなかなか言えないのも無理もないか・・

何度、親から「ありがとうは?」と、言われたことか(笑)

簡単なようですけどね、最初、恥ずかしいですよね?

つまり、ありがとうが言える人は、経験豊かで、共感力が高い人なのでしょう

ただ、理不尽なこと言われて「ご忠告ありがとう!」って、笑顔で言えるほど、私は人間できてません(笑)

やはり、「ありがとう」で締めくくるには、いい思い出になるよう多少の努力が必要なようです

さて、コロナ禍、突然、色んな人に会えなくなりました

別れ際、喧嘩して、それっきりなんてこともあったかもしれません

これからは、いつ何時も「ありがとうで締めくくる」常に心がけたいと思います

互いに、「いい時間をプレゼントしたな」と思えたのなら、

この先、相手のことをいつまでも「いい人」って記憶に残りそうですものね

嫌いな人ばかりの人生じゃ、辛すぎますものね

「ありがとうで締めくくる」習慣にします

不思議と自分も
肯定できるように

なるそうですよ

本について

本のデータ 

著 者 森沢明夫 
出版社 小学館
発行日 2011年1月6日

百年の刻を超える「こころ」の物語
ふるさと「弘前」を離れ、孤独な都会の底に沈みように暮らしていた陽一と七海。ふたりは運命に導かれるように出逢い、惹かれ合うが、やがて故郷の空へとそれぞれの切なる思いを募らせていく。一方、明治時代の津軽でひっそりと育まれた賢治とトヨの清らかな愛は、いつしか遠い未来に向けた無垢なる「憶い」へと昇華されていき……。桜の花びら舞う津軽の地で、百年の刻を超え、営々と受け継がれていく<心>が咲かせた、美しい奇跡と感動の人間物語。

(小学館 公式サイトより)

弘前市に百年続く
津軽蕎麦の名店「大森食堂」
が舞台です

百年続けられる店の秘訣は、
店を経営していなくても、
人間関係を築く上でヒントに

津軽百年食堂 | 書籍 | 小学館
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