毎日、野暮用が多すぎて、考えただけでも起きるのが億劫なんです
こんにちは
今日の本はこちらです
青山 美智子 著 いつもの木曜日
『早朝マーブル・カフェ 〜マスターのひとりごと〜』より
『木曜日にはココアを』の
各主人公たちの前日を描いたものです
明日の予定は『楽しみなこと』だけ決めればいいんじゃない?
<今日の言葉>
「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う。だってそうだろ、「楽しみ」には「楽しい」も含まれていてお得だし、自分で用意することもできる。
(早朝マーブル・カフェ〜マスターのひとりごと〜)
年齢を重ねると、毎日が同じって感じが否めません。
今を楽しめばいいことはわかっているんですけど・・
そんな時、素敵だなと思ったのは、このマスターの言葉です
『楽しみ』ということは、未来を感じさせます
確かに『楽しみ』がある日は、
朝、起きるのも辛くありません
仕事や家事もいつもより早く終わります
何より、ずっとワクワクが止まりませんよね?
でも、そんなに『楽しみ』なことがあるわけじゃないよ・・・
ならば、自分で用意してしまおうと言います
「自分で用意できる楽しみなこと」なら、
今日のお茶の種類やスイーツ、晩御飯の献立だってなりうるんじゃないかしら?
と、この文章を読んで思いました。
楽しみは、意外と身近に
あるものなんですね
『自分で用意することもできる』
そう、自分で用意すればいいんだ・・
誰かに声かけてもらうのを待ってなくていいんだ・・
「あ、なんだ、私十分自由なんじゃない」何だか解放された気分になれました。
明日できることは、今日はやらない・・と、言いますが、
明日のカフェやお茶、ワクワクするような献立なら、決めちゃってもいいのかな?
そんなことに気づかせてくれた、幸せな1冊でした
明日は、何をしようかな?
本について
<あらすじ>
2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。累計26万部を突破した『木曜日にはココアを』。その12編の物語に登場したワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、絵本のような小説です。カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。
(宝島社 公式サイトより)
これから小説を読む方は
こちらを先に読むと、
イメージしやすいかもしれません
「ひよっこ」などの
ミニチュアで知られる
田中さんの作品が
散りばめられた
絵本のような小説
いかがですか?
コメント