高橋由太『くろねこカフェのおやつ』を読んで、自由や幸福の裏について考えた

高橋由太

今ある自由や幸福の裏で、悲しんでいる人はいませんか?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

高橋由太 著 『くろねこカフェのおやつ 泣きたい夜のマロングラッセ』
<第一話 ひとりぼっちの落花生パイ>より

いずみくん
いずみくん

今、幸せに暮らしていますか?

誰かの犠牲の上で成り立った幸せや自由は、長続きしない。バランスを保った幸せを手に入れよう

<今日のことば>

誰かの自由は、他の人間の不自由や負担によって成立していることがある。
(第一話 ひとりぼっちの落花生パイ)

今、何かやりたいと思っても
その前にやらなくてはいけないことの多さ
にうんざりします

子供の頃は、そんなことも考えたこともなく、
ただただ、やりたい事に没頭できました

宿題や勉強という
枷はありましたが・・

それもこれも両親のおかげと、今になって身に沁みております

<今日のことば>も、8050問題に通じるお話です

引きこもりだった娘は、70代の母の給料と年金で暮らしていました

引きこもりができたのも母のおかげと、亡くしてから気づきます

もしかしたら、幸せも同じかもしれません

自分が幸せだなぁと感じていること

誰かの犠牲の上に成り立っていることも無きにしも非ず

機会やお金など、奪っていることあるかもしれないと
時には振り返ってみることも大事だなぁと気付かされました

まあ、よくしたもので、

誰かから奪った幸せは、そう長くは続かないものですけどね

今ある幸せ自由、感謝して、そしてバランスを保って継続させる

そんなことを学んだ1冊になりました

バランスが崩れると
恨まれるしね・・
怖いわ〜

感想(読書メーター投稿)

故人から招待されたおやつの時間
招待された人たちの心情は、何かしらの後悔があるものだと知りました
生きているうちに、目一杯楽しい時間が共有できればいいのですが、生活となれば、そうもいかないのが現実なんですね
切ないな

本について

本のデータ

著 者 高橋由太
出版社 角川文庫
発行日 2024年5月24日

海を望む古民家風の「くろねこカフェ」には、
寡黙な男性店主の谷中景がふるまう「くろねこのおやつ」がある。
それは景の妹・風花が社長を務める葬儀会社のサービスの一種で、
葬式の後日、故人の「思い出のおやつ」を招待客にふるまうというもの。
人気はあるが、風花は葬儀会社社長としての自分に悩んでいた。
そんなある日、担当した故人から、おやつの招待状が届き……。
切なく優しいメッセージに感涙必至の物語。

(KADOKAWA公式ショップより)

くろねこカフェの第2弾
人間関係で辛い思いをたくさん
した人って優しいなと思いました

1冊を通して
一人の社員に対しての
印象が変わるまで
丁寧に描かれます
嫌いな人がいる方、ぜひ😆

くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト
あなたなら、最後のおやつに何を用意しますか?
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たかはし ゆた1972年、千葉県生まれ
こがねのいずみ|note
アラカン主婦です。50代以上の方が手に取っても大丈夫な、面白...

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