森沢明夫『ロールキャベツ』を読んで、人生の煩わしいことについて考えた

森沢明夫

どうして、世の中、煩わしいことだらけなのだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

森沢明夫 著  ロールキャベツ
第七章 金色の文字 [夏川 誠]より

いずみくん
いずみくん

大学生のお話です

周りの大人も素晴らしいです

煩わしいことがあるのは、今『成長中の人』だから

<今日の言葉>

「例えばさ、リアルに命をかけた勝負とか、絶体絶命のピンチとか、名探偵が解決するような殺人事件とか、そういうのって、ほとんどの人は経験しないまま人生を終えるわけでしょ?(中略)ってことはさ、小説にするほどのことすら起きてないのにー、ぼくらって、ほんと些細なことで悩んだり、泣いたり、怒ったり、苦しんだりしてるってことだよね」

(第七章 金色の文字 [夏川 誠])

毎日、煩わしいことありませんか?

特に人間関係・・・もう、ホント腹が立ちます😤

しかし、この<今日の言葉>面白いですよねぇ

確かに、コナンくんのように、道を歩けば殺人事件に出くわすこともありません(笑)

まあたまに、

これ橋田壽賀子さんなら、どういうドラマにするんだろう?

なんて、家庭内のいざこざもあるんですけどね

きっと、当たり前すぎて、ドラマにもならないんだろうなぁ(笑)

著者、あとがきの中で、

そんな些細なことにも悩みや怒りを感じるのは、『成長中の人たち』だからこそだと書いています

なるほど、中高年も『成長中』かぁ
嬉しくなる言葉ですね

ある日、突然、達観した見方ができた時、その悩みから卒業できた証だとか

今まで、いくつ
卒業できたのかなぁ?
きっともう数えられないくらい

まだまだ、私自身、この先、色んな『煩わしいこと』が待っていそうですが、

命懸けの勝負や絶体絶命のピンチ、ましてやコナン君は必要としないものばかり

のはず!

きっと乗り越えられますよね?

そして、いつか、達観した大人の私、見てみたいものです

どんなことも乗り越えられる

勇気もらいました

でも、大変な時は、助けを呼ぼう

感想(読書メーター投稿)

大学生の話で、400ページ越え

読み終えるかどうか不安だったけど、さすが、またぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了でした

素敵な大人たちの応援によって成長していく大学生たち

しかし、 私の視点は、大人の方だったよぉ。 ちょっと残念!

本のこと

本のデータ

著 者 森沢明夫
出版社 徳間書店
発行日 2023年5月31日

人生の脚本は、自分で書き換えられる!

夢も趣味もない大学2年生の夏川誠をかえたのは、ただ椅子に座るだけの遊び「チェアリング」の仲間たちだった。(中略)

生まれ変わるなら、生きてるうちに。

(徳間書店 公式サイトより一部抜粋)

森沢明夫さんの作品は
どれを読んでも心温まる作品

幸せになります

413ページにも及ぶ超大作
にも関わらず、2日で読めました
さすがの文章力。飽きさせません!

文字も大きめ、中高年の目にも優しいです

ロールキャベツ - 徳間書店
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もりさわ あきお 1969年生まれ 千葉出身 早稲田大学卒業...

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